やりたいからやる。それでええじゃんか。
今、博多駅のマクドナルドでこのブログを書いている。一昨日のブログで、「覚悟を持つこと。覚悟があればなんとでもなるさ。」とか言っておきながら、そこに120%の覚悟をもって取り組もうとしていない自分がいた。昨日は、とあるバーでとあるお二人とお話しさせていただいた。お二人のお話は、非常に刺激的で面白かったのだが、あれこれと右往左往するのは良くなくて、結局は自分なんだなって改めて思った。
私は、坂爪圭吾さんのブログをみる。
http://ibaya.hatenablog.com/entry/2016/12/09/095157
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大阪のイベントに来てくれた男性が「さかつめさんは何をしている時が一番楽しいですか?」みたいなことを尋ねる。私は、返答に困る。楽しいことなんて100種類以上あるし、このひとはなんでこんなことを聞くのだろうかと思い「あなたはどんな時に楽しさを覚えるのですか?」と尋ねる。男性は「やりたいと思っていることをやっている時です」と答える。私は、なるほどと思う。そして「それでいいじゃないですか」と答える。「それでいいと思うのですが、どうして、私にそれを尋ねるのですか?」と答える。
ニュアンスをうまく伝えられる自信がないけれど、男性は「私と同じであることに安心感を覚えようとしていた」ように見えた。そして「楽しむためには何かをしなくちゃいけない!」という焦燥感に駆られているようにも思えた。当たり前のことだけれど、答えはひとつではない。しかし、答えはひとつだと思い込むと「自分と違う答えを持つひとの登場に動揺する」ことになる。結果的に、周囲の人達の意見に惑わされて、自分自身を見失ってしまうことは多い。
私は、人間のパフォーマンスが最大限に発揮される瞬間は「リラックスをしている時」だと思う。何かをしなくちゃいけないという強迫観念は緊張感を生み、場合によっては何もしていない自分に罪悪感を抱く結果にもなる。大事なことは、多分、肩の力を抜くことだ。明日からは東京だ。堅苦しい文章を書いてしまった。熱海の空には太陽が輝いている。風呂をあがり、玄関先の椅子に座り、日光を浴びる。鳥が鳴く。木の葉が揺れる。目の前を野良猫が通り過ぎる。なんだか、いろいろなことがどうでもよくなる。自分には健康な体があって、今夜眠る場所があり、明日食うには困らないカネがある。これだけあれば、多分、文句を言ってはいけないのだと思う。足りないものは何もないのだなあという気持ちになる。
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いろんな生き方があることを知る。ああ、そんなに固く考えてもしょうがないんだということを知る。人生とはなんなのだろう。人は死んだらどうなるのだろう。そんなことを考えても何も変わらないことを知る。お店をでる。外の空気を吸う。新鮮な酸素が身体中を駆け巡る。さあ、新しい人生の始まりだ。
I'll be what I want to be.
人生楽しんだもん勝ちや。
古山 貴大